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COPDにチャンピックス、呼気一酸化炭素濃度算定日

タバコとライター

タバコには100種類を超える有害物質を含んでおり、健康に対しては様々な悪影響を及ぼしてしまいます。
死よりも恐ろしい病気と表現される慢性閉塞性肺疾患(COPD)もその内の一つで、発症の原因の90パーセント以上が喫煙によるものと考えられています。
世界では1年間に約300万人が死亡しており、これは世界の死因の6パーセントを占めています。
また、今後も増加することが予測されており、2,030年までには世界の死因の第3位になると推測されています。

COPDが恐ろしいのは、現代医学を持ってしても肺胞破壊病変を修復する様な内容の根治的な治療法は確立されていないということです。
このために、予防ということが最も重要で、一刻も早く禁煙するのが適当です。
そこでオススメなのが、禁煙外来で処方されているチャンピックスです。
禁断症状に苦しむことなく禁煙に成功できるので、COPDに対しての予防効果も期待できます。

なお、チャンピックスの基本的な作用機序は、ニコチンが作用する脳内の神経伝達物質アセチルコリン受容体に結合して、少量だけドーパミンを分泌するという内容です。
これにより、ニコチンを補給しなくても平気な状態となり、自然と離れられるということになります。
医療機関で実施されている禁煙外来では、トータルで12週間診察を行うのですが、タバコを吸っていないことを確認するために呼気一酸化炭素濃度測定を実施します。
この算定日は、2週間に1度のペースであり、数値が順調に下がっていることが確認できるんで、禁煙を続けるうえでのモチベーションを向上させる効果もあります。
なお、禁煙中に医療機関に通院して検査を受けたり医師に励まされたりすることは、成功率を高くすることが統計的にも明らかとなっています。